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天空の城
 ラピュタをみました。何度目か忘れたほど見たのですが、やっぱりとてもよいと思いました。
 子供の頃から大好きな映画って他に無いですが、今は子供達と見て居ますが、とても感動しました。
 自分もドーラ船長のような大人になりたいです。
| 水心 | 雑感 | comments(0) | trackbacks(0) |
雪!


丸に雪折れ竹笹 


 初雪です!といっても飯田そのものではなく、飯田で最も高い場所であろう赤石の峯たちが、雪化粧をしたということであります。
 雪は神聖なものとされ、かつては豊作祈願の祈りが雪まつりであった地方もあります。
 雪が家紋とかかわる場合、多くは笹とともに描かれます。
| 水心 | 今日の家紋・名字! | comments(0) | trackbacks(0) |
御所富士
御所富士
 富士山は、霊峰として古来より山岳信仰の対象であり、様々な描かれ方をしてきた山であります。
 そもそも整った末広がりの姿形でありますから、画に成る山として描かれてきたものです。
 画描かれ方にはかつては様式があり、所謂三つ峰という形で描かれ、富士山を見たことの無い都人の用いた道具類にも描かれていたようです。
 実景に近い富士山も実際の富士山が様々な地方から見え、様々な表情を見せることから、数多くの様式があります。
 白砂青松と共に描かれるもの、湧き上がる雲からつきでたもの、様々あり、浮世絵の富岳百景はそれらを集大成したように厳かなものから洒落たもの、駄洒落たものまであってとても面白いです。
 どの富士も魅力的で、水引細工としてどの富士山の様式で作るかは、それこそ何年も試行錯誤したのですが、自分としてはやはり御所の襖絵に書かれた様式の富士山が最もあらゆる富士山のイメージを内包し、また絵的にも完成された様式美を持つと考えられたので、御所富士を元に水引細工を作る事と決めたものであります。
 このリンク先から参照できるスキャン画像は実物大より少し大きいくらいの物で、「穴があく」様にして見た様子が経験できるはずです。
 工芸品をそんな風に見ることもなかなか出来ないことかと思いますので、ぜひ細工の有様や家紋の美しさを楽しんで見てください。




 
| 水心 | 水引細工 | comments(0) | trackbacks(0) |
霧の季節
 信州の南、伊那谷地方は日本でも有数の霧の本場(霧のでる日数がとても多い)であります。
 この季節は朝には川の水面から立ち昇るように霧が出て谷をうずめてしまうもので、里は霧の底に沈み、冷え冷えと静かで、広いような狭いような不思議な眺めになります。
 霧はたいていは九時頃に晴れはじめ、霧の消えた後は澄み切った空気が空の星まで届くほどに冴えて、画に描いたような青空になります。
 この寒暖の差が果物を美味しくし、干し柿を美味くするのです。
 霧の季節は冬を挟んで春まで続き、枯野が寒々と震え、狭いような広いような白い景色が日々のどこかどこかで繰り返されるのです。
 霧の中で見るものはなぜか普段目に付かなかったものであることが多く、立ち枯れたユリの実であったり、土倉の土壁の穴から見える荒縄であったり、ほんの四・五枚の葉しかない小さな楓の紅葉だったりで、霧の中では日常の中で隠れていて見えてなかったものと出会えます。
 霧の景色の中の散歩は滑りやすく視界が悪いのですが、とても好きです。
 
| 水心 | 雑感 | comments(0) | trackbacks(0) |
魔女になれない
 あんびるやすこ先生の本がとても好きで、特に大好きなのが「何でも魔女商会」シリーズ!お裁縫魔女のシルクの無愛想ないい人っぷりがとても魅力的で、また作り手と依頼者、そして受け取る人との心の交わりの描写がとても良いのです。
 で、自分が「よし、父はがんばって何でも魔女商会の水引支店目指して頑張るぞ」と言ったら、自分に何でも魔女商会シリーズを教えてくれた読書仲間である娘(十歳)が「父は男だから魔女になれないから無理だね」と・・いきなりとどめの一撃。
 で、同じくあんびるやすこ先生の作品である「アンティーク風雅」を読んでいた息子(八歳)が「じゃあ、父の水引作品につくもがみが宿るように頑張れば良いよ」とフォローしてくれました。
 ものつくりと言うものにも色々ありますが、記念品・縁起物を作る自分達の場合、依頼者と受け取る人、そして請け負う自分達という三大前提があり、以来者の気持を受け止め、受け取る人の心を思い、そして素材・題材とと対話しつつ形作るものです。
 作品の完成は、無事納品され、作品に作り手の心と以来者の心が入り、そして受け取った人の心が入ったときであると考えております。
| 水心 | 本 読書  | comments(0) | trackbacks(0) |
わびさびの頃
 昨日は秋には珍しい激しい雨風のすさむあいにくの天気で、寒々とした霧と、枯れたススキ、散りのこった紅葉のくすんだ赤、年末までは柿すだれがあるものの、飯田の景色はわびさびの景色となっていきます。
 「みわたせばはなももみじもなかりけりうらのとまやのあきのゆうぐれ」
 定家先生は本当に自分にとっては衝撃であり、また本当の感動を感じさせてくれた定型詩の偉人です。

| 水心 | - | comments(0) | trackbacks(0) |
うちの家紋が無い 謎の二の字
 一日に何度も「家の家紋は無い(怒)」、「家の家紋は無い(悲)」、「家の家紋は無い(誇)」というお客様と出会い、どのような家紋であるのかをお話しするのであります。

 私どもは作れないと言って断ったことが一度もなく、作れなかった家紋が無い必ず作るものでありますので、大方の場合作ったことがある家紋であり、また想像がつく、推理がつく紋章であります。


 「うちの家紋は文字の家紋だ、只普通のとは大分違う」「いったいどういった文字でしょうか?角字であるとか、筆字?もしや槍や剣で出来たような文字では?」(水心)「二の字なんだが、字体が普通と違うんだ。」「それは興味深いですねえ?文字紋は信州筑摩を中心とした長野県と、岡山県からの注文が多いのですが、お客さまはどちらからいらしたのですか」(水心)「確かに信州松本から来たが・・」「そうですか、丸に上の字の村上さまがいらしたためか、信州には」(水心)「それがその前は会津の方とかにいたらしい、字は一の字が上下にあるような形で、上が普通で、下が塗りつぶされて無い形なんだよ。」「もしや須藤様?もしくは」(水心)「そうなんだよ須藤!」


 謎の二の字紋は「白黒一文字紋」でありました。勝利も大切だが敗北からも学ぶものがあるということこそ肝心。那須与一様や、山内一豊侯ゆかり、一の字は、日の本一、勝利の文字を表すと伝わります。
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うちの家紋がない 丸に逆さ〒
 一日に何度も「家の家紋は無い(怒)」、「家の家紋は無い(悲)」、「家の家紋は無い(誇)」というお客様と出会い、どのような家紋であるのかをお話しするのであります。

 私どもは作れないと言って断ったことが一度もなく、作れなかった家紋が無い必ず作るものでありますので、大方の場合作ったことがある家紋であり、また想像がつく、推理がつく紋章であります。


 「うちの家紋はどこで見ても一覧にない家紋でしてぇ・・」「いったいどういった形の紋章でしょうか?お花であるとか、葉っぱであるとか?」(水心)「郵便局のマークが逆さになったような紋なんです」「もしや鹿児島のほうに御縁のある方では?」(水心)「はい、元薩摩藩士と聞いております」「そうですか、すごい家紋をお使いですね、私どもの知るところでは、木曾三川の治水の普請を薩摩藩が仰せつかった時の家老をつとめられた平田様の血筋の紋章と伝え聞いております。」(水心)「それでは、良い家紋なのですね?あまりに変わった姿なので何か不安で・・・」


 島津の御殿様の丸に十の字にちなむ形とも聞いておりますが、非常に稀なものであります。
 経験的に言って、御家老といった、お城勤めをされていて特に重役であった御家の家紋は本当に特別な形のものが多いです。
 主君筋と血縁があるお家であることが多いためか、主君の家紋との遠目の姿が見分けがつくようなアレンジがされていることがその理由と考えられます。
 

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銀杏の紅葉が美しい頃
 丸に三つ銀杏スキャン画像展示 三つ銀杏紋強化中


「こんじきのちいさきとりのかたちしていちょうちるなりゆうひのおかに」
 銀杏のイメージを最も実感することのできる和歌として水心が覚えて居る和歌であります。
 和歌は素晴らしいです。
 和歌や俳句は折にふれ思い出したように読むものですが、自分が詠もうとは思いません。自分は水引という定型詩で頑張り、家紋という定型詩で頑張るのであります。
 飯田はいよいよ紅葉が里まで到達し、銀杏も黄色に色づいております。
 風もないのに盛大に散る銀杏はとても不思議な木で、生命の神秘を感じる植物であります。
 化石時代から地上にあり、支柱根や気根を出すこともできれば葉に実がなったりと、生命力が尋常ではないです。
丸に三つ銀杏

 水引細工で作ることでその美しさと神聖な雰囲気がより発揮されるようにという気合を込めて下絵を描き、製作したものです。
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 工芸品をそんな風に見ることもなかなか出来ないことかと思いますので、ぜひ細工の有様や家紋の美しさを楽しんで見てください。


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忍者の家紋 糸巻 糸色望む


 祇園守紋のことを書いたら、早速忍者の家紋はいったいどんな家紋なの?と聞かれておりますので、小出しに紹介していきましょう。
 とはいうもののなんとなく甲賀の里や伊賀の里、綱手様や風影様の気配を感じておりまして・・・怖いので遠まわしに書いて行きます。
 忍者の家紋は、どうも機織りに関連するものと、金属技術に関連するもの、そして修験道に関連するものと思われるのですが、大いにうなずけるものです。
 機織り部=服部でありますが、技術者は口が堅く秘密が守れる、そして糸くずひとつ端切れ一つからでも産地を割り出せるという分析能力がかわれて情報を扱うようになったそうであります。
 糸巻紋は、やはり糸巻きは機織りにも、裁縫にも染物にも欠かせない道具であります。
 糸巻き紋を用いる御家は少なく、また裏紋として伝わっていることが多いようですが、なぜか「さよなら絶望先生」という漫画の主人公である「糸色望」というキャラクターが糸巻き紋を用いているそうで、もしや忍者?と思っております。
 漫画のキャラクターは実在の人物ではないのですが、歌舞伎や物語の登場人物に家紋があることも伝統的には普通にあったといえるので、キャラクター設定に「家紋」があることはよいことかもしれないとおもいます。 

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