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鎧兜をつくる
 五月飾り制作のころとなりました。
 鎧兜を作るのでありますが、鎧兜といっても時代ごとに様式があり、また飾り物としての鎧兜ははやりすたりもあったりで、どのスタイルで作るかということが難しくなるものであります。
 自分の場合は自分の鎧兜感が決まっており、平安・鎌倉期の大鎧、御着背長が自分にとっての鎧兜であります。
 昨今は戦国武将がはやりであることから、人気のある武将の鎧兜がスタイルの指標になっている傾向がありますが、自分の場合はあくまで「御着背長」で作るものであります。
 作り手は頑固者が多いといわれるものでありますが、確かにそうだと思います。
 自分が作り手として作るものは基本として自分の納得と覚悟の定まっている形でしか作れないものであります。
 流行りのものを追いかけることは正直苦手でありますが、また逆に創作意欲で作るときには、真新しく斬新なことをしたがるのも作り手であります。
| 水心 | 今日の家紋・名字! | comments(0) | trackbacks(0) |
雪終了
 どうやら飯田では冬の峠を越したようであり、雪による混乱は終わったようであります。
 ただ、山には残雪があり、景色としての雪景色は美しく続いておりますので、ぜひ飯田にいらしてください。
 信州飯田は谷地形なので、谷底の日照時間の短いところと、千メートルを超える山間地帯では雪が長く残ります。
 残雪は、春の姿へと移り変わってゆく景色の中で強く主張するアクセントとなり、また色彩に「白」を加えてくれる貴重な存在です。
 赤石の山々はさすがに三千メートル級ですから、五月の連休のころまではその頂を白く輝かせた姿でそびえたっております。
 そろそろふきのとうをとりたい気分であります。


 雪の日特売終了いたしました。
| 水心 | 雑感 | comments(0) | trackbacks(1) |
立春から
 立春から連日の寒さと雪で、信州飯田はきしむように縮こまっております。
huyuhare
 冬晴れの空の青さと冷たさが、今年の冬を物語っております。

huyunoyuukure 寒々とした冬の夕暮れであります。
 
| 水心 | 雑感 | comments(0) | trackbacks(0) |
結ぶと縛る
 結びの定義を公開して以来、結びと編みの構造の違いについての理解ができたという反響があってうれしいのでありますが、「結びと縛り」の違いは?と聞かれることが多くなってきました。
 縛りとは、たとえば複数の棒なり板なりをひもを仲立ちにグループ化して扱えるようにすることといった感じで、確かに紐を結ぶことが多いですあ、あくまで個別のものを紐でひとまとめにすることが主たる目的で、ひとまとめになった状態を固定するために結びが用いられるという構造ということになります。
 一つにまとまるという点でやはり結びあっての縛りでありますが、構造という点では結びと縛りとは区別が必要かなぁと思われます。
 
| 水心 | 水引細工 | comments(0) | trackbacks(0) |
魚の家紋
 イワシの頭のことを書いたら、「魚の家紋ってある?」と聞かれてしまいました。
 結論から言うと「ほぼ無い」ということになります。
 「鯉」の紋章が記録には残るのですが、家紋として今現在まで用いられている魚の紋章は見つからないです。
 理由は魚は魂の乗り物とは見えなかったからと思われます。
 家紋は基本は植物由来で、動物を用いる際にも具体的な動物を示すのではなくて神様の使いとされた動物を象徴的に用いるものとなっております。
 また、デザイン的に考えても魚類は「丸に収まらない」造形であるからかもしれません。
 植物は基本的に「丸に収まる」形にデザインされており、その理由は最小面積で最大限に太陽の光を吸収するためといわれております。
| 水心 | 家紋について | comments(0) | trackbacks(0) |
雪晴れ
 本日は雪晴れであります。
 雪降りの後の晴天は恐ろしいほど美しく澄んでいて、日差しも痛いほどであります。
 雪が空気を磨いてくれるので空気が澄みきるのですが、日差しが雪に反射してくるので眩しくて大変です。
 澄み切った空気は気持ちがよいですが、なにぶん冷たいので長くは楽しめないものであります。
 雪晴れの日の朝晩は放射冷却でものすごく冷え込むので、日陰などでは氷が岩のように固まっています。
 本日も静けさの中であり、全く手も足も出ないのであります。



 抱き柊紋節分にちなみ柊紋特売中。



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柊の季節?
 大雪で全くの静けさの中であります。雪景色は大好きなのですが、これでは手も足も出ません。

 節分といえば、柊であります。
 今言う節分は所謂「ついな」の儀式で、邪気をはらう行事でありますが、その際のアイテムとして柊の葉が用いられるのであります。
 セットで用いられる「いわしの頭」は、「におい」を放って邪気を追うようですが、昔の人は、「眼に見えない相手と戦うには眼に見えない武器で戦う」と考えて、「におい」や「音」等をアイテムに用いました。
 それで、弓の弦を鳴らしたり、季節の節目ごとの節句に季節の草花の「匂い袋」や「花籠」を作ったのであります。
 柊は眼に見えて鋭く、また冬にも枯れない生命力がありますが、それ自体は武器にはなりません。
 でも柊の持つ存在感が聖なる力を感じさせる植物であることは確かだと思います。
 自分はかつてお気に入りの柊があり、春や秋にはよくその木の根本で本を読んだものでした。
 推定樹齢三百年と伝わる柊でありましたが、市の指定する名木に選ばれて間もなく弱り始め、程なく伐採されてしまいました。
 今でもその木のあった場所の近くを通ると景色の中に穴があいているような気がしてしまうもので、たまに夢に見ることが有る木です。
 


節分にちなみ柊紋特売中。


 
| 水心 | 今日の家紋・名字! | comments(0) | trackbacks(0) |
雪が降っております。
 二月になり、日は長くなったのですが、冷え込みがきつい頃であります。
 二月初めに視界が真っ白のなるほどの雪降りであります。
 水心は雪景色が好きなので、独り身のころは雪が降ると山や谷に散歩に出かけたものであります。


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三つ追いおもだか
 三つ追いおもだか紋を駒板姓の方が用いていると、用いておられる駒板様から直接確認いたしました。
 意外と用いる御家に出会わない紋章でありますが、それ以上に駒板姓は初めて聞いた珍しい御苗字でした。
| 水心 | 今日の家紋・名字! | comments(0) | trackbacks(0) |
三又のつぼみ
 日陰にはまだ霜柱が残る冬晴れでありますが、三又のつぼみが膨らんでおります。
 三又は、枝が規則正しく三つに分かれるので三又と呼ばれる沈丁花科の低木で、その樹皮の繊維から和紙をすくものであります。
 きめ細かくまた引っ張りに強い和紙ができるのですが、漂泊しないものは特有の色があります。
 三又和紙は、水引においては金・銀系の水引の芯に用いております。
 水引では素材の相性によって三又和紙とこうぞ和紙とを使い分けております。
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